先輩の金で人生初ソープに行ったら対面がYPだった話
どうも。紙ヒこーきです。
2020年4月上旬。 世の中ではコロナウイルスが猛威を奮っていて飲食店は営業時短など完全に自粛ムード。
そんな中僕がいた場所は、女の人とあんなことやこんなことが出来るお風呂屋さんと噂の場所。
いわゆる ソープランド という場所らしい。
まずここに来ることになった経緯を簡単に説明すると、 バイトの先輩がバイトの休憩中に最近ソープに通いつめていて、お気に入りの嬢に週2で会いに行っているという話を熱弁していて、
先輩『お前も今度一緒に行こうよ!』
僕 『でも、高いでしょ?あんまお金ないんすよね』
先輩『朝割だと安いし、世界変わるぞ!』
僕 『いやー、早起きめんどいし...』
先輩 『わかった!一回目は奢ってやるよ!』
僕『行きましょう。』
といった流れで行くことになった。
僕自身、童貞という訳でもなかったし興味がなかったと言えば嘘になる。 先輩が言うには感染対策も徹底しているらしく、 先輩がお金を払ってくれると言うのであれば朝5時に起きて車に揺られるのもやぶさかではない。
✄-——————‐-——————‐✄
早朝から、期待やら不安やら興奮やらを感じながら車に揺られているとあっという間に目的地にたどり着いてしまった。
今回僕が行った場所は、関西でも最大のソープ街である福原というところ。 朝の爽やかな空気とは裏腹に、ディープな雰囲気が漂う街である。
僕たちが利用する店は店名は隠させてもらうが、 所謂大衆ソープといってそれなりに安い店なのだが朝割という制度のおかげでかなり安くなるので早朝6時にも関わらず数名ほどの列が出来ていた。
ソープには店に行って今すぐ遊べる女の子の写真を数枚見てその中から選ぶパネル指名と、 ネットで出勤表を見て予約していくパターンがあるのだが、
今回の僕は前者だ。
先輩は事前にお気に入りの子を予約していたようなので一足先に待合室に向かい、その間に僕は受付を済ませ好みの女の子を選ぶ。
と言っても、 店側が用意する女の子の写真は顔がだいぶ可愛く加工されてあったりするので気をつけないと行けないということは知っていたので、事前に車の中でお店の出勤表やクチコミを見て3択くらいまで絞っていたおかげですぐに決まった。
パネルマジックって言うらしいね。
すると、店員さんに紙を渡されて記入するように言われた。
内容は、希望するプレイ時間、性感帯、どのような雰囲気で接して欲しいかなど、初心者からするとかなり恥ずかしい内容ばかりで少し戸惑ってしまったが、ここで恥ずかしがっていては逆に恥ずかしいだろう。ということで何故か自信満々に記入し店員さんに渡すと、
フードコートで料理を待つ時に渡されるブザーみたいなやつを渡されて、待合室で座って待つことになった。
先輩の横に座って先輩の股を見ると先輩の先輩は既にスタンディングオベーションで気早くね?と思ったりもしたのだが口には出さず呼ばれるのを待つ。
5分くらい座ってたらブザーが鳴りだしたて店員さんに部屋まで案内され、改めて注意事項などの説明を受けて部屋に入ると、割と期待通りのそこそこ可愛い女の人がいた。
僕は65分コースを選択していたので少し世間話をする余裕があり、お風呂に入る前に場を温める。
このブログを読んでいる大勢もそうだと思うが、この歳になって遊戯王やってるようなやつは大半がオタクである。金払ってるとしても、初対面の女の人と何話していいかわからんみたいな人も大勢いると思う。
僕自身、割とオタクである自覚はあるがそこそこコミュニケーション能力は高い方だと思っているし普段から女の子と会話しない訳でもない。 なんなら女友達は割と多い方なので、普通に会話して場を温めるくらいなら余裕だと思っていたのだが、
自分の緊張を計算に入れていなかった。
ソープ自体初めての経験ということもありなんかすごく緊張していて上手く喋れないのである。 しかも相手年上だしね。
嬢 『緊張してる?』
僕 『そうなんすよ、ソープ初めてで...』
嬢 『そっか!リードするから任せて!』
という運びでもう少し世間話をしていたのだが会話がかなり上手な人で、だいぶ慣れてきた。 緊張もほぐれてきたのでまず、2人でシャワーを浴びる事にした。
そして2人で浴槽に浸かりながら話していると、普段の趣味の話になった。
僕はカラオケと遊戯王が趣味なのだが、遊戯王をしているって普通の人に言っても話が広がらないだけでなく、少し引かれる場合があることも自覚しているのでカラオケが趣味ということにしようと思った。
嬢 『普段趣味とかなにしてる?』
僕 『カラオケとかよく行きますね〜。○○さんは?』
嬢 『最近あんま出来てないけどカードゲームやってたよ〜』
僕 『!?』
ほう。カードゲーム。
冷静になってみると、まぁ女の人でもやってる人もいるよね。 最近ポケカ女子とか多いし、例えばトランプやUNOなんかもカードゲームの1種だし、その辺ことを指して言ってるのかな?と思い確認してみる。
僕 『なんのカードゲームやってるんすか?』
嬢 『遊戯王だよ!』
僕 『!?』
時が止まった。
先程から喋るのを聞いていた感じ関西出身では無いっぽいので多分顔を見た事はないが共通の趣味があることが発覚。
もしかしたら知り合いの知り合いなんて事も有り得ちゃうなと思ったのだが、良く考えれば遊戯王人口の中で僕達のようにCSに頻繁に出ている層はほんの一部。 特に女性YPなんて人口のほとんどがカジュアル層だと思うし、まぁお互いに知らない人だろうな。と思い少し話を掘り下げてみることにした。
僕 『まじですか! 僕も遊戯王今やってますよ!』
嬢 『ホントに!?大会とかでてるの?』
僕 『出てますよ。CSとかって分かりますか?』
嬢 『うん。1回だけ出たことあるよ〜』
どうやら割としっかり遊戯王やってるみたいだ。東京で遊戯王をやっていたらしく、2年くらい前に1度だけ閃刀姫を使ってCSに出たことがあるらしい。今は関西に出稼ぎに来ているらしく、あまり遊戯王はできていないらしいが一応家にエルドリッチを持っているらしい。
そこから少しの間遊戯王の話をした。あのテーマは可愛いだとか、あのデッキ大会で当たると嫌だとか。 僕がプランキッズを使ってることを言うと、イラスト可愛いしかなり興味あってパーツ持ってるよって言われた。
なんかそろそろワンチャン僕のこと知ってる説まで出てきたし、湯船でのぼせてきたのででここで掘り下げるのをやめて、そろそろ上がろっか。と言われたので体を拭いてベッドに向かった。
✄-------------------‐-------------------‐✄
まぁ割と満足度は高かったし、楽しかった。今後自分でお金を払ってくるかは分からないがいい経験ができたなとは思う。
なんだか出てくる前より顔に覇気が出た先輩と合流して、車の中で感想を話す。
先輩 『どうだった?初ソープは。』
僕 『いやーよかったっすよ。奢りあざす。』
先輩 『おーお前も世界変わったか』
僕 『まぁいい話のネタできたっすわ』
という訳で、僕のソープ初体験は無事楽しく終わった。自粛開けたらみんなで行っても面白いかもね。
では。